おか顕微鏡歯科医院

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精密根管治療

- 精密根管治療 -

精密根管治療について

- 根管治療とは -

●治療時間は約90~120分と長くなります

根管は歯根の中にある管のことで、歯髄(神経や血管)が通っているところです。虫歯が重症になると歯髄まで細菌に感染し、放置すると抜歯しなければならない可能性が高くなるため、感染した歯髄は取り除く必要があります。
これを『根管治療』といい、歯髄をきちんと取り除いた後、清掃・除菌して隙間なく薬剤を詰めて密封し、被せ物で補います。感染した歯髄を取り残したまま被せ物で補ってしまうと、炎症や虫歯再発の原因となってしまうため、根管の中を徹底的にきれいにする必要があります。
また根管治療は、過去に歯髄を除去した部分が再び感染を起こし、歯根(歯の根っこ)の先に膿が溜まる根尖病変という病気になってしまった場合に行なう再治療のことも指します。

根管は細く曲がっているなど複雑な形状をしており、細部まで肉眼で見ることができないため、難易度の高い治療となり、費用がかかります。しかも細かい処置となるため、時間もかかります。
しかし、歯の寿命を伸ばすために最も大切な基礎治療であり、この処置を細かく丁寧に行なうか否かによって、歯の寿命が左右されます。

当院が行なう精密根管治療について

- 精密根管治療が自由診療である理由 -

●当院の精密根管治療は保険診療ではなく、自由診療となっています

根管治療は保険診療で行なうことも可能ですが、当院では、患者様に少しでも長くご自分の歯で噛んでいただけるよう、こだわりを持って細かく丁寧な処置を行なっています。そのため自由診療となります。

当院が行なう精密根管治療について

- 当院が行なう精密根管治療 -

細菌に感染した歯髄を取り残すと炎症や再発の原因となり、状態によっては抜歯する必要性が出てきます。そのような事態を防ぎ、ご自分の歯を残すためにも丁寧な根管治療を行なわなければなりません。
難易度の高い根管治療をより精密に行なうため、当院ではマイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使っています。マイクロスコープを使用することで手術部位を最大24倍まで拡大でき、肉眼で見るには限界のあった細部まできちんと見ながらより安全な治療を行なえます。

マイクロスコープはすぐに使いこなせるわけではなく、セミナーへの参加や実技の訓練などを積み重ね、熟練した技術を習得する必要があります。

当院が行なう精密根管治療について

- 滅菌済み器具の使い捨て -

根管治療を行なうときには、『ファイル』という器具を使って歯髄を取り除きます。
当院ではニッケルチタンファイルを使っていますが、使用前に滅菌して滅菌パックに入れ、使用直前に開封しています。使用後は1回治療が終わるごとに廃棄しており、他の患者様に使い回すということは一切ありません。
これは、衛生面での配慮や感染予防対策の一環ですが、治療中のファイルの破折を予防するという意味もあります。

ファイルが破折する理由

ファイルは金属製なので、金属疲労を起こして破折することがあります。
しかし、抜髄(歯髄を取り除く処置)を行なうときは、保険診療の費用より材料・器具の費用の方が高額になります。そのため、ファイルが破折する危険性があっても、何度も同じファイルを使わざるを得ない医院が多いというのが現状です。

- 根管治療の成功率 -

根管治療は技術的にも難しく、再発の可能性が高いため、いかに再発させないように行なうかが重要になります。マイクロスコープ、精度の高い被せ物などを使った治療を行なうことで再発の可能性は大幅に減少しますが、それらは保険診療ではなく自由診療となります。 そのため費用が高額になりますが、治療回数を減らすことで治療中の細菌感染を減らしてやることにより、治療の成功率は約90%となります。

一方、保険診療を選ばれる場合、低額ではありますが、マイクロスコープや根管治療に割く時間、精度の高い被せ物などをつかうことができないため、治療の精度が低くなり、再発の可能性が高くなるということになります。

低額で受けられる保険診療は魅力的ではありますが、再発すると痛みがストレスとなり、さらに治療の費用や時間もかかるため、結果として患者様にとって大きな負担となります。また、なによりも「将来自分の歯を残せるかどうか」という視点から考えた場合においても、保険診療ではその可能性は決して高いとはいえません。

このことから、当院では自由診療による治療を行なうことによって、将来的に少しでも長く自身の歯で噛めることを第一に考えた治療をおすすめしています。

マイクロスコープによる治療

歯髄(神経や血管)が細菌に感染してしまった場合、取り除く必要がありますが、根管の数は人それぞれ歯種(犬歯や大臼歯など歯の種類)によって異なり、複雑な形状をしています。さらに根管と根管の間は、イスムスやフィンという溝でつながれており、この溝まできれいにする必要があります。しかし、肉眼ではそこまで丁寧に処置できないため、歯髄を取り残してしまう可能性が高くなります。

そこで当院では、安全で精度の高い治療をご提供するため、『マイクロスコープ』(歯科用顕微鏡)を導入しています。それにより、歯根の奥を拡大して見ることができ、歯髄を取り残す危険性が大幅に減少します。また、詰め物や被せ物で精密な治療ができ、虫歯の再発を抑えられます。患部をしっかりと見られることで、歯根破折の確認やパーフォレーション(誤って歯に穴をあけてしまうこと)に予防にもつながります。

将来ご自分の歯を残せるかどうかは、マイクロスコープを使用するかしないかによって左右されるといっても過言ではありません。

ラバーダムによる感染管理

ラバーダムは、根管治療を行なうときに歯に装着し、防湿・防菌の役割を果たすゴムのシートです。
『ラバーダム防湿法』は、このラバーダムを使って歯を覆い、血液・唾液の中にいる細菌の歯への付着、根管内への侵入を防ぐ方法で、これを使うことにより再発の危険性が大幅に減少します。また、詰め物を接着するときに使う歯科用接着剤は水分に弱いため、唾液などの水分から守ることもできます。器具の誤飲などを防ぐことにもつながるため、根管治療において最も重要な処置となっています。
このように治療中の感染管理を徹底し、再発の危険性を避けることが歯の健康維持につながるため、ラバーダムは必要不可欠です。しかし、保険診療の根管治療ではラバーダムを使わないため、治療の成功率は50%以下の低さとなり、2人に1人の確率で予後不良となってしまいます。

ラバーダムは、痛みのあるなしで判断して使うのではなく、治療をより安全に行ない、予後を良好に保つために使います。

仮歯・隔壁の作製

当院が行なう精密根管治療について

根管治療を行なうときには、歯にラバーダムを装着しますが、歯の残りの部分が少なくなっていると、ラバーダムを装着できないことがあるため、『仮歯』を作製してラバーダムを装着できるようにします。
また、再治療の場合は被せ物を取り除く必要がありますが、歯の残りの部分が少なくなっているため、残りの部分にレジン(樹脂)を盛り足して、ラバーダムを装着できるようにします。これを『隔壁』といいます。
仮歯・隔壁の作製により、血液・唾液の中にいる細菌の侵入を防ぐことができます。

CT診断

根管は、細く曲がりくねるなど複雑な形状をしており、細部まで形状を把握することができないため、細部の形状を立体的に把握できる『歯科用CT』を使います。
従来のレントゲン撮影では、歯や口の中を平面的にしか見ることができませんでしたが、歯科用CTを使うことで、神経や血管の走行位置、骨の厚み、根管の数やカーブの状態、根の断面や細かい枝別れまで立体的に把握でき、根尖病変の有無などもわかります。 また、従来のレントゲン写真では重なって映ってしまうことがありましたが、細部まで立体的に見られるため、原因不明であった症状を解決できる可能性が大幅に上がります。病巣を発見できることも多く、早期発見にも役立ちます。

歯科用CTは、根管治療以外にも、インプラント治療、口腔外科治療、歯周病治療などで幅広く使用しており、より安全な治療をご提供するため、必要と判断した方には撮影を受けていただきます。

再発を防ぐ専用の薬剤

根管に骨まで抜ける穴があいてしまった場合、当院では『MTAセメント』(殺菌作用に優れた薬剤)を使い、穴を埋める処置を行なっています。強いアルカリ性のため優れた殺菌作用があり、水分があっても歯に接着するので、細菌の浸入を防ぎます。

海外の歯科治療では一般的に使われていますが、厚生労働省はMTAセメントの歯根への使用を認可していないため、自由診療となります。

当院が行なう精密根管治療について

- 根管治療のトラブル -

●破折ファイル

根管治療を行なうときに使う『ファイル』という器具は、金属でできています。そのため、繰り返し使うと金属疲労を起こします。しかも、根管は細く曲がりくねるなど複雑な形状をしているため、ファイルには根管の形状や到達点に対する限界があります。 これらの要因が重なると、ファイルが破折してしまうことがあります。

注:破折ファイルが根尖病変をつくる直接の原因ではなく、ファイルに付着した感染物質が根尖病変をつくる原因となるため、ファイル自体が悪いわけではありません。
なお、適切な根管形態をつくり、ファイルの使用回数を限定すれば、破折のリスクは減少します。

当院が行なう精密根管治療について

●パーフォレーション

マイクロスコープを使わずに裸眼で患部を見たり、拡大鏡しか使わずに患部を見ると、細部まできちんと確認できず、誤って歯に穴をあけてしまうことがあります。これを『パーフォレーション』といいます。

パーフォレーションリペア

当院が行なう精密根管治療について

『MTAセメント』(殺菌作用に優れた薬剤)が開発されたことにより、今まで抜歯しなければならなかった症例でも、抜歯せず歯を残せる確率が高くなりました。
なお、MTAセメントを使えるのは、自由診療のみとなります。