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顕微鏡歯科治療
顕微鏡歯科治療は医療側のミスも少なくしてくれる素晴らしい治療
こんにちは院長の岡です。
今回の画像は歯周病によって歯を抜かなければならなかった
歯をマイクロスコープで覗いてみるとパーフォレーション（穿孔）と呼ばれる大きな人工的な穴が大きく開いていました。
治療は歯周病と同じように歯を支えていた骨が無くなってしまったことにより歯を抜くことになりましたが、
もしもパーフォレーションがなければ今回の歯はずっと残っていた可能性が高いと考えます。
パーフォレーションは虫歯を取っている最中に虫歯が大きすぎてやむなく起きてしまうこともありますが
大抵の原因は解剖学的根管形態をわかっていない方
奥歯に行けば治療する場所が見えにくくなるので勘に頼る治療の部分が強くなると間違って穴を開けてしまいます。
もちろん絶対にパーフォレーションをわざと起こしてやろうという歯科医師はいないと思いますが
お口の中は本当に暗くて見えにくです。
マイクロスコープを用いた顕微鏡歯科治療であれば削っている最中も全て明るく見えますし、
もしも仮に虫歯が大きすぎたことによるやもえないパーフォレーションの場合動画により見ていただき説明することもできます。
パーフォレーションが起きた場合でもパーフォレーションリペアで歯を救うこともできるようになっています。
穴のあいた場所によって治療成績は異なりますが、今までの確率より上げる事ができるようになりました。
しかし、顕微鏡歯科治療はマイクロスコープがあるから誰でも出来るものではありませんし、
治療時間も通常裸眼で行われる治療よりも圧倒的に時間がかかります。
物を買うときでも安ければ何でもいいと思われる方や多少高くても安全性の高い方がいい、
最高の物しか好まないと人それぞれでしょう。
歯科治療も保険診療であったり自由診療であったり様々ありますが、ご自身の体に直接受けるものなので
治療選択はよくお考えください。
問診票でもよくあるのですが、全て悪いところは治したいとよく見受けると思いますが、
みなさん虫歯を見つけてもらったらすぐに全ての歯を虫歯の場所を言われるまま勝手に治されて
銀歯ギンギラギンになっていますが虫歯にもゆっくりのスピードのものや早いスピードのものと様々なものがありますので
全て早く治療してしまう事が１番いいという考え方は完全に間違っているとおもいます。
どのような治療方法で治療していくのが１番良いかを考える事が１番重要です。
その中で時間優先なのか費用優先なのかをよく考えていただけてらと思います。
当院では虫歯の進行がゆっくりであれば時間がかかってしまっても一つ一つ確実に治療する方法をご提案します。
